今回は、とくに営業をされていらっしゃる方へ向けてお届けします。
初回相談をお申込みいただいて、こちらの占い鑑定を気に入ってくださったお客様から、11月にもご予約をいただき先日お会いしました。
その方は、いま右肩上がりに月収も増えていらっしゃいます。
それは、ご本人の目標や意志、好きで打ち込める仕事であることや、関わる方を幸せにできる仕事であること、そして、これまで積み上げてきた信用におけるものです。
こちらの個人セッションを受けられることで、これからの見通しがさらに明るくなり、やることを絞れるようになる、確信できるようになると喜んでいただきました。
実は、この方は営業力で大事なものをいくつもお持ちなんです。
その一つが、今日のタイトル「人の言葉はひっくり返せる」ということを知っているということです。
あまり営業のご経験がない方や、営業は苦手という方であれば、お客様への提案を断られると、お断りの言葉はひっくり返せないと思ってしまうのかもしれません。
ところが、ひっくり返せると思っている人からすると、当たり前のようにひっくり返せてしまうわけです。
私も証券会社の営業をしていた頃、会社のトップから「断られても3回は切り返す」と教わった通り実践していると、20分もこちらのお話しを聞いてくださる方が1日に5人はいらっしゃって、そのうちの3人は次の予定につながります。
外回りの営業をしていた際にも、初回訪問で名刺交換してから毎月訪問していましたが、しばらくはお忙しそうにされていらっしゃったのが、半年くらい経つと、どうぞと仰ってお茶まで出してくださり30分お話するお時間をいただきました。
20歳くらいの頃、アルバイト先の社長がホテル内のレストラン業務をチェックしにいらっしゃって、バイキングの料理の置き場所や人の配置の2点を変更するように仰いましたが、私はすぐに、一つは社長が仰る通りにしたほうが良くなりますが、もう一つは変更すると変更前より同じことをするのにもう一人必要になると伝えました。
すると、私の言うことだからと、すんなり聞き入れてくれます。
料理長やマネージャーが言えないことでも言ってくれる私を、むしろ信用してくださっていたようです。
もちろん、私がそれを自分に都合よく悪用しようとは思いませんから、まったく運のいい社長だとはあらためて思います。
数年前に「北海道の不動産王」「北海道のドナルド・トランプ」と称されて、テレビに出演されていたのをテレビをつけた瞬間に拝見したことがあります。
人の言葉は、何かの気づきのメッセージですから、断りの言葉自体ではなく、断る人の心理や状況に目を向けて、何か相手のことを知る手がかりとして受け止めると、今までとらえてきた言葉の意味の伝わり方は、まったく別の意味を持っていることにも気づくことができます。
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